痛風 1日2リットルの水を飲みましょう

水を飲みましょう

痛風の人は毎日の生活の中で水分を十分とることが大切です。

体内の水分が不足すると、それだけで尿酸値は上昇します。

サウナや運動などで大量の汗をかき、水分不足になったときも同様に尿酸値が上昇します。

毎日、十分水分を補給していれば、尿の量も増えますから、尿の中に溶け出す尿酸の量も多くなり、尿酸値が低下します。

また、腎臓内に尿酸がたまり、結石化するのも防いでくれるので、尿路結石の危険性も下がります。

1日2リットルの水分補給

一般的な成人の場合、1日の尿量は1~1.2リットルと言われています。

これを痛風の人の場合、2リットルまで増やすことにより、尿酸を排出する効果が高まります。

目安としてはいつも飲んでいる水分の量を2~3倍に増やす感じにするとよいでしょう。

水分補給のタイミングとしては、2リットルを1度に飲むのではなく、起床直後、就寝前、運動前後、入浴前後というように、こまめにするのが効果的です。

水を飲みましょう

喉が渇いたと感じる前に

喉が渇いたと感じた時にはすでに身体は水分不足と言われていますから、そうなる前にこまめに補給するようにしましょう。

特に脱水症状になれば尿酸値が上がるばかりか、痛風発作を引き起こすことさえありますから要注意です。

特に朝の尿は酸性に傾きやすいので、寝る前には翌朝の尿を薄くするために、コップ1杯の水を飲む習慣をつけるのはよいことです。

寝ている間にも体から水分が蒸発して、喉が乾くことはよくあることです。

このように、痛風のためにも喉のためにもよい水分補給をしてまいりましょう。

水分補給にジュースはだめ

砂糖がたくさん入っている

果汁や砂糖に含まれる果糖が問題

痛風の人は毎日の生活の中で水分を十分とることが大切です。

1日2リットルの水分を補給するとよいとされています。

同じ水分でも、清涼飲料水といわれるジュースや果汁飲料、スポーツドリンクは注意しなければなりません。

なぜそれらの飲み物には注意が必要なのでしょうか。

基本的に、砂糖や果汁入りのものには「果糖」と呼ばれる糖質が含まれているため、注意が必要です。

果汁に含まれる果糖は、尿酸値を上昇させ、痛風のリスクを上げてしまいます。

ジュースやスポーツドリンクを大量に飲んで痛風の調子が悪化する経験をした方もおられることででしょう。

砂糖はブドウ糖と果糖が結合したものです。

ゆえに、含まれる果糖が痛風リスクを上昇させてしまうのです。

ジュースにはたくさん砂糖が入っている

果汁100%ジュースに含まれる砂糖

普通の清涼飲料水(ジュース)はどうでしょうか。

専門家によると、一般的な清涼飲料水は1リットル当たり100グラム前後の糖分が含まれているそうです。

角砂糖1個が4グラムとすれば、1リットルの清涼飲料水を飲んだ場合、角砂糖を25個をかじっているのと同じということになります。

これだけ砂糖をとれば、痛風の調子が悪化しても仕方ありません。

運動の後などに飲むスポーツドリンクはどうでしょうか。

たいていそれらには、各種ミネラルやアミノ酸などが含まれているので発汗で失われたものを補うのによいことでしょう。

しかし痛風リスクから考えた糖分の量という観点からすると、よくありません。

残念ながらスポーツドリンクには大量の糖分が含まれている場合が多いのです。

夏場など、体のためにと飲むスポーツドリンクも少量であれば問題ありませんが、ついついたくさん飲んでしまいがちです。

できれば、水やお茶などで水分補給したいものです。

では、野菜ジュースではどうでしょうか。

一見良さそうに思えるかもしれませんが、糖分や果汁などが加えられていることがよくあります。それらがせっかくの野菜ジュースを台無しにしてしまいます。

ですから、無添加のものや、野菜のみで作った自家製のものを取り入れるようにしましょう。

ビールで水分補給?

ビール

1日2リットルの水分といっても、アルコールを2リットル飲めばよいかというとそうではありません。

ビールを大量に飲めばいかにも水分を多く補給しているかに見えますが、これは大きな間違いです。

アルコールには利尿作用がありますから、この利尿作用によって、身体が必要とする水分まで排出されてしまいます。

そのうえ、尿酸の排泄効果はほとんどなく、逆に尿酸値が上昇してしまうことがわかっています。これは、ビールだけに限らず、焼酎やウイスキーの水割りなども同様です。

ですから、アルコール飲料で水分補給という考え方は間違っています。

よく言われるように、お茶か水で補給するのが正解です。