肩こり対策にお酢や青魚を食べましょう

旬の魚を食べましょう

食生活の面からも肩こりや首こりなどの「こり」対策を考えることができます。残念ながら、肩こりが一発で改善されるような魔法の食品はありません。しかし、肩こりが毎日の積み重ねで生じるように、毎日の食品に気を使うことによって、肩こりを軽減させる方向へ働きかけることができます。

青魚

青魚は高血圧対策をはじめ、種々の疾患予防になるといわれる自然界の優良食品です。青魚にはアジやイワシ、サンマ、サバなどがあります。これらの魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)や、EPA(エイコサペンタエン酸)といった成分が豊富に含まれており、いずれも血行を促進する効果があるのです。※EPA(エイコサペンタエン酸)は、IPA(イコサペンタエン酸)と呼ばれることもあります。

加えて、筋肉の材料となるのはタンパク質ですが、青魚はそのタンパク源として良質のものです。いつも食べる習慣を持つことにより、私たちは質の良い筋肉を持つことができるのです。刺し身や寿司、焼き魚や煮物など、多くのバリエーションで私たちの味覚を楽しませてくれます。

肩こりを引き起こす現代人の習慣として、運動不足、デスクワークなどによる長時間の同じ姿勢、スマートフォン閲覧による、うつむきがちな生活習慣が関係しています。それらによって筋肉がほとんど動かず、血行が悪くなって老廃物がたまり、神経が刺激されて肩こりにつながります。ですから、血行が促進されるような食品はプラスになるのです。

お酢

肩こり対策のために積極的な摂取がプラスになる他の食品は「お酢」です。お酢には筋肉の疲労を回復させたり、代謝をアップさせたりする作用があり、「使わない筋肉の疲労」である肩こりをはじめ、体中のこりに有効なのです。

代表的な「きゅうりとわかめの酢の物」をはじめ、マリネや酢豚など、いろいろな料理にお酢を含めることができます。黒酢のように直接飲むタイプも有効です。

また、お酢と同じ酸性のものとして「クエン酸」があります。クエン酸は梅干し、レモン、グレープフルーツなどに豊富に含まれています。クエン酸も疲労回復など、お酢同様の効果が期待できます。スポーツ選手でさえ、筋肉疲労の回復のために定期的にクエン酸を摂取するほど、その働きは評価されています。

ビタミンE

血行促進という観点からいうと、ビタミンEもあります。ビタミンEはアボカド、カボチャ、また、アーモンドやクルミなどのナッツ類に多く含まれています。ですから、たとえば、食事に青魚と酢の物、かぼちゃのサラダ、ちょっとしたおやつにナッツ類を含めるといったメニューで整えれば、肩こり対策によい健康習慣となるでしょう。