頭痛にならないための10の生活習慣

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日本で3~4人に1人が頭痛に悩まされている今日、頭痛にならないために普段から意識できることがあります。ここでは頭痛にならないための10の生活習慣に注目しています。

1 日付が変わるまでには寝る

多くの人が日付が変わってもまだ起きているような生活に落ち着いています。その時間帯にしていることといえば、テレビを見たり、スマートフォンでSNSやメール、ネットサーフィンといったことが多いのではないでしょうか。こうした習慣は知らないうちに、脳に余分な疲労を蓄積させているのです。脳の疲労がたまればたまるほど、頭痛は起きやすくなります。

睡眠不足や余分な脳疲労を防ぐためには、毎日「何時になったら寝る」という習慣をもって規則ある生活を送ることが助けになります。体のしくみからして、日付が変わる頃までに床に就けるようにし、毎日6~7時間は眠りたいところです。

また、眠る前にアルコールを摂り過ぎないことも覚えておきたい点です。アルコールは入眠効果があるものの、眠り全体の質を低下させます。浅い眠りは心身を十分休ませるのを妨げてしまいます。

2 睡眠不足をためこまない

忙しい毎日を送っていると、どうしても睡眠不足を免れないことはあります。休日の前夜にはつい夜更かししてしまうこともあるでしょう。こうしたときに大切なのは、生じてしまった睡眠不足をどう扱うかです。

睡眠不足気味だと感じたなら、早めにカバーすることがポイントです。昼寝の時間をとるなり、夜は少し早めに床に就くなどして、ぐっすり眠ってリカバリーしたいところです。睡眠不足が連続して蓄積されると、脳はずっと疲れっぱなしになってしまいます。

3 昼の間できるだけ歩いたり運動する

基本的に交感神経が活発になっている日中、体をよく動かしている人は適度な肉体疲労によって夜ぐっすりと眠れるものです。昼の間、頭脳労働中心でほとんど体を動かさないライフスタイルの人が増えていますが、これも現代人の睡眠不足、頭痛の増加に関係しています。意識して歩くだけでも全然違うものです。

スポーツジムなどに通って体を動かしたり、サウナなどで汗をかくのも良いことです。体の中から熱くなるような熱量ある活動に携わることにより、メリハリがつき、オンとオフの切り替えがしやすくなります。

4 パソコンは30分に1回休憩を入れる

長時間座ったままでパソコンに向かっていると、目が疲れるだけでなく、肩や首のこりが生じてきます。こうした筋肉の疲労は、首の神経に悪影響を及ぼし、頭痛へとつながってゆきます。ずっと同じ姿勢でいることが問題ですから、定期的に休憩し、姿勢を崩して整え直すことができます。30分に1回、ストレッチをしたり、立ち上がって歩いたりして、リフレッシュしましょう。

5 ハマり過ぎ注意

スマートフォンやタブレット、パソコンなどで誰でも簡単にネットをしたり、SNSをしたり、ゲームをしたり、メールをしたりすることができる時代になりました。それらは人を惹きつける力が非常に強いため、ハマりすぎて依存症になる人が続出しています。

集中しすぎることの弊害は、姿勢や時間や休憩や疲労のことなど、どうでもよくなってくることです。目の前の事柄があまりにもおもしろいためにその世界に入り込んでしまいます。夢中になれるものがあるのは良いことですが、何事も度を超えないように楽しみましょう。

6 画面の高さに注意

ノートパソコンでもスマートフォンでもそうですが、見ている画面の高さが低すぎるケースがほとんどです。健康な人間の目線はまっすぐ前を向いていなければなりません。目線が下側に向くこと、うつむき姿勢が続くのは首に負担をかけます。首の負担過多は頭痛を招きます。見る画面の高さを意識して、目線が地面に対して90度になるよう、うつむき姿勢が長く続かないよう気をつけましょう。

7 首はなるべく冷やさない

首は身体の上にある頭に血液を送る唯一の通行路です。ここが冷えると血流は滞り、こりや頭痛の原因となります。意外と忘れられがちですが、「首」と名のつくところ(首、手首、足首)はできるだけ冷やさない心がけが健康につながります。

夏の扇風機、エアコン、冬の冷気など、首を冷やす要素はたくさんあります。肩が露出するようなファッションが優先され、暖かさが犠牲になることも多いようです。ですからいつでもマフラー、肩掛けショール、ネックウォーマー、スカーフ、タートルネックシャツなどを利用して季節にあわせたファッションで首をガードするとよいでしょう。

8 マッサージのやり過ぎ注意

首や肩がこるたびにマッサージ屋さんへ行く人がいますが、注意すべき点があります。首の筋肉はとても薄いため、強く揉んだり、長くやり過ぎたりすると傷ついてしまいます。そうなるとかえって状態は悪化します。ツボ押しなども同様、強くしすぎないことが大切です。とてもこっているからといってぐいぐいと強く揉まないようにしましょう。

9 タンパク質不足に注意する

タンパク質は良質の筋肉を作ったり、神経の働きを良くするのに不可欠です。ですから普段の食事で肉、魚、卵、乳製品、チーズ、大豆製品などを積極的に摂るようにしましょう。

加えて、体が欲するような食品を取ることも重要です。体が必要とする栄養素は私たちの「食べたい」という気持ちに反映されるようになっています。ビタミンが不足していると野菜やフルーツが食べたくなったり、塩分が足りないと辛いものが食べたくなったりします。栄養バランスや摂取量が問題にならないなら、体が欲しがるものを食べるようにしましょう。

10 よく笑う

いつもイライラして怒っていると、神経は過敏になり、痛みに敏感になります。以前は痛みとして認識されなかったような微少の痛みでも、やがてはっきりと痛みとして認識されるようになるかもしれません。

いつもにこやかでよく笑う人は、リラックスしやすく、神経も良好な状態に保たれています。とりわけ大笑いすると筋肉の緊張をほぐす効果があるため、痛みを遠ざけてくれます。お笑い番組やコメディ映画、漫画、一緒にいて楽しい人と時間を過ごすなど、生活の中に笑いの要素を取り入れて、どこかで大笑いしたいものです。