痛風は「要注意!」のシグナルを発している

あなたは警笛に耳を傾けますか?

あなたは警笛に耳を傾けますか?

痛風発作の激痛は「尿酸値が高くなっているので対処してください」という警笛のようなものです。人は痛みを感じるからこそ、治療を受ける気持ちになるものです。痛みという警笛がなければ、だれが尿酸値をコントロールする治療など受けるでしょうか。

きちんと対処しましょう

問題は警笛が示された後どうするかです。痛風発作は激痛ですが、その痛みは時間がたてば消滅します。ここで痛みが消えたからといって病院に行かず、放置しておくのは危険なことです。

治療中であっても、痛みがなくなったからといって薬を途中でやめてしまうのは賢明なことではありません。身体の見えないところで病状が進み、やがて度重なる痛風発作、体のあちこちに尿酸結節や結石ができて腎結石や尿路結石になり、さらなる苦痛を招きます。

痛風患者の寿命は健康な人より10年短い

痛風患者の寿命は健康な人より10年短いと言われていますが、痛風そのもので死に至ることはありません。痛風や高尿酸血症が原因で起こる合併症が原因となります。

痛風が死をもたらす重大な病気を引き寄せるのです。ドラクエでいうところの「〇〇はなかまをよんだ 〇〇があらわれた」というところで敵が増えるといった感じでしょうか。

仲間を呼んだ

かつては痛風から腎不全に陥り、尿毒症で死亡するケースが多くみられました。痛風患者の死因の約60~70%が尿毒症だったほどです。しかし、最近では医学も進歩して、こうした経過をたどることも少なくなりました。

その代わりに、脳梗塞などの脳血管障害や虚血性心疾患などの命に関わる重大な合併症で死に至るケースが増加しています。

このサイトでも狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、脳梗塞などの脳血管障害、糖尿病や腎不全などの合併症を紹介しています。痛風治療の真の目的はこうした合併症の予防なのです。