痛風食事療法 油は「とらない」ではなく「とり過ぎない」

オイルを上手に取り入れましょう

オイルを上手に取り入れましょう

油は1グラムで9キロカロリー

痛風の食事療法についていえば、肥満にならないよう、適正な体重を維持しなければなりません。そのため、食事のときには高カロリー、高エネルギー食品を遠ざけることが重要です。

高カロリー・高エネルギー食品の代表といえば油です。油は動物性・植物性に関係なく1グラムで9キロカロリーもあるので、十分注意しなければすぐに取り過ぎになってしまいます。

全く食べないのは害

とえいえ、油にも特有の重要な働きがあり、私たちの健康に欠かすことのできない栄養素が含ませています。まったくとらないと、体のあちこちにトラブルが現れてきます。

また、油を使った料理をすべて避けようとすると、献立を立てにくくなりますし、空腹感が強めでダイエットも挫折してしまいがちです。

ですから、油を取り入れるときのポイントは「とらない」ではなく、「とりすぎない」です。加えて、適度の量をオリーブ油や魚の脂身など、良質の油から取るようにすることです。また、調理場の一工夫で、いつもの料理をヘルシーに完成させることができます。

健康的なオリーブオイル

健康的なオリーブオイル

油の使用量を減らす調理の工夫が何かあるでしょうか。

たとえば、揚げ物は衣をできるだけ薄くする、または素揚げなどが好ましいといえます。材料は大きいままで揚げ、後から小さく切るのもひとつの方法です。

炒め物はフッ素加工のフライパンを用い、炒め油をごく少量にしましょう(鉄製のフライパンならよく油慣れしたものを使用しましょう)。焼き物はフライパンで焼かずに、できるだけ網焼きで調理しましょう。

ココナッツオイル

近年注目のココナッツオイル

近年注目のココナッツオイル

近年注目のココナッツオイルは、熱に強く酸化安定性の高い性質をもつ飽和脂肪酸が90%を占めます。そのため190度の加熱まで大丈夫です。

「熱に強く、酸化されにくい。そのうえ、トランス脂肪酸・コレステロールゼロ」と言われるとってもヘルシーなオイルです。

トランス脂肪酸は摂り過ぎると、太りやすくなる、悪玉コレステロールを増やす、心臓病のリスクを高める、糖尿病を引き起こす、認知機能を低下させるなど私たちの体へ様々な悪影響を及ぼします。