頭痛持ちの人の特徴 のどちんこが見えない

S字型の姿勢

頭痛持ちの人によくある特徴として、「のどちんこが見えない」というものがあります。ここで言う「のどちんこが見えない」というのは、人が立ったままで、あるいは、寝転んだ状態で鏡を使ってのどちんこを見ようとした時、見えないことを指します。

のどちんこが見えないことと、頭痛にどのような関連があるのでしょうか。鏡でのどちんこを見ようとしても見えない人には次のような幾つかの特徴があります。

  • 舌が大きい
  • 下あごが後ろに引っ込んでいる
  • あごが小さい

下あごが後ろに引っ込んでいる

この中でも問題になるのは、「下あごが後ろに引っ込んでいる」です。なぜ下あごが後退しているのがいけないのでしょうか。それは、下あごが引っ込んでいることは、姿勢が悪いことを示唆しているからです。

のどちんこが見えない原因は、頚椎(けいつい)がゆがんで、頭があるべき位置より前に傾いていることにあります。頚椎が歪んでいると、その人を真横からみた場合、曲がって見える「S字型人間」になっています。(健常な人の場合は真横からみてもまっすぐなのでI字型人間)

試しにわざと猫背になって姿勢を悪くしてみてください。頭は前側に来て、下あごが後ろ側に引っ込もうとすることを実感できるでしょう。のどちんこが見えず、下あごが引っ込んでいる人はその状態が常に生じているのです。

この身体の歪みによって血流が悪くなり、筋肉が緊張し、頭痛を招いていることがよくあるのです。歪みが全身に及ぶと頭痛だけでなく、腰痛を生じさせることもあります。

加えて、のどちんこが見えないということは呼吸の問題とも関係があります。のどちんこが見えないということは、下の付け根(舌根)が沈んでいて、呼吸に必要な気道の確保を妨げている可能性が大きいのです。

わざと猫背になって、姿勢を悪くしたときの呼吸と、背筋を伸ばし、まっすぐな姿勢になった時の呼吸を比較してみてください。どちらのほうが呼吸しやすいかは一目瞭然でしょう。

このことは普段意識していなくても、睡眠時に如実に表れます。つまり、激しいいびきや睡眠時無呼吸症候群などを引き起こし、酸欠や十分な休息が取れないことによる頭痛につながるのです。また、頭痛だけでなく、十分な空気の取り入れができないため、人混みの中で気分が悪くなったり、パニック障害を引き起こしたりすることもあります。

姿勢が悪い

簡単にまとめてみますと、のどちんこが見えないということは姿勢が悪いということです。ただ、一見普通に見える人でも、かなり身体が歪んでいることがあります。のどちんこを見てみるのは、知らないうちに姿勢が悪化していないか簡単にチェックできる方法なのです。

のどちんこが見えないということは、姿勢が悪く、猫背になっており、頭が前傾(ぜんけい)している証拠です。(ただ、舌が大きすぎて見えないという場合もあります)こうなると、頭を後ろから支えている首の後ろの筋肉が常に緊張した状態になります。すると、それに連動して頭や首の筋肉も緊張し、それが緊張型の頭痛を引き起こしてしまうのです。