「痛風が治ります」甘い文句に注意

現実逃避

痛風の激痛発作は想像以上の痛みなので、一度経験すると、二度とごめんだという人は多いでしょう。

そういう思いがその後の生活改善や薬物療法継続の動機となるわけですが、食べたいものを満足に食べれないといった制限も多いため、続けてゆくのに疲れを感じるかもしれません。

そんな痛風患者の思いに訴えるかのように、あたかも痛風に劇的な効果があるかのようなうたい文句の民間療法や健康食品があります。

「尿酸値がみるみる下がる」

「痛風に即効性あり」

「尿酸値が下がったという声続出」

やっかいな痛風に劇的な効果があるのならば、試してみたいという気持ちが生じるのも無理のないことですが、ほんとうに絶大な効果があるのでしょうか。

これらの「民間療法」や「健康食品」すべてを調査したわけではありませんが、そのほとんどに宣伝文句のような効果はないとみて間違いありません。

現実的になってください。

もし、宣伝文句どおりの効果があるのならば、そういうものはすぐに広がり、認知されるものです。

多くの痛風患者が痛みから解放されるはずではないでしょうか。

そして、この世の中から痛風のイメージはもっと軽くなるはずです。

医学にはかなわない

痛風や高尿酸血症は尿酸の代謝異常が原因で起きる病気です。

そのメカニズムが解明されて以来、現代医学が総力をあげて研究に取り組み、治療法を確立してきました。

その結果が現時点で、生活習慣の改善と薬物療法なのです。

今のところ、うたい文句どおりの、痛風に劇的に効く、完治するような即効性のある薬や治療法はないのです。

地道に、医師のすすめに従い、生活習慣の改善と薬物療法を続けてゆくことこそ、一番確実な道なのです。

科学的な根拠に乏しく、信頼性に疑問を抱くようなうたい文句の民間療法や健康食品に惑わされないようにしましょう。