太っていると痛風になりやすい

食べるものに注意
太っている人は痛風・高尿酸血症になりやすいので、肥満解消は重要です。尿酸値の高い人が簡単に肥満を解消できる手っ取り早い方法はないのでしょうか。残念ながら、これをやれば必ず痩せられるという万能ダイエット法はありません。

肥満を解消するには、やはり食事に気をつけ、適度な運動を心がけてゆくという王道が一番でしょう。おすすめのダイエット法は、自分が続けられて、ゆっくり確実にできるものです。

過激なものは行なってもリバウンドしたり、体調不調になることが多いので、焦らず急がず着実にやってゆくほうがよいのです。

基本 これをしたらやせる

食べる量に気をつける
肥満になる原因を考えると、運動不足やストレスなどがありますが、最大の原因は食べ過ぎです。体のつくりは正直なもので、食べ過ぎていないのに太るということはあり得ないようにできいています。

食べ過ぎにより、体が生活に必要とするエネルギーの「需要」と食べることの「供給」の関係が崩れているのです。

1日30分の有酸素運動を最低週3日する
1日30分のウォーキングをできれば毎日、最低でも週3日行います。この場合、一日おきにするのが理想的です。仕事や家事の間にこまめに体を動かす

ストレッチや体操など何でもよいので、仕事や家事の合間に体をこまめに動かすこととよいでしょう。体や首を回すだけでも繰り返してゆけば立派な運動になるものです。

運動をしましょう

できるだけ歩く

近くに買い物に行くにしても、できるだけ自分の足で歩くようにしましょう。便利さは肥満のもとと考え、できるだけエスカレーターや自動車よりも自分の足で移動しましょう。

無理して・楽してやせるのは問題

ダイエットはいつも人気がある分野で、さまざまなダイエット法が注目されています。ためしにインターネットで「ダイエット」と検索してみると、瞬時に億単位の検索結果がでてきます。多くの人が興味があり、楽してやせられる簡単な解決策がない証拠です。

高尿酸血症・痛風の人がダイエットを通して減量するのは自分でできる良い治療法です。ダイエット情報が多いのは良いことかもしれませんが、全部が信頼できるものとは限りませんし、ダイエット法にも個人個人に対する相性があります。他の人にとって効果を発揮したものでも、自分にとっては効果がないかもしれないのです。

即効性をうたったものは疑いあり

とくに注意したいのは即効性を宣伝しているものです。「2週間でたちまち◯キロやせる」「あの人が1ヶ月でこうなった」など、怪しいものです。

すべての人がそれらの方法で本当にやせられるのならば、すでにこの世から肥満などなくなっていることでしょう。ダイエットに近道はないと思ってください。

あるように見えても、効果は一時的で、長い目で見ると健康を損ねたり、結局リバウンドで元通りということはよくあることです。ダイエットはいかに早くやせるかという速さを競うゲームではありません。

適度な量をバランスよく食べましょう

適度な量をバランスよく食べましょう

急激なダイエットは尿酸値を高める

ダイエットするときに、食事の量を減らして摂取カロリー制限する方法があります。そうすると、糖質が不足するので、体内に蓄えられていた脂肪が分解され、エネルギー源として使用されます。

そのことにより、余分な脂肪が減って体重が落ち、ダイエットになります。しかし、摂取カロリーを極端に減らす急激なダイエットをすると、脂肪が分解されるときにケトン体という物質ができて、「ケトン血症」という病気になることがあります。

ケトン血症になると、血液中にケトン体が増えて、尿酸が排泄されにくくなるので、尿酸値が高まります。さらに、絶食などをすると、体内に栄養が全く入ってこなくなるので、細胞組織が壊れて分解され、尿酸がさらに増えてしまいますので、無理なダイエットは控えてください。

無理のないダイエットを

食事と運動に気をつけ、体に負担をかけない程度に少しずつ、健康的にやせてゆくことが大切です。ここでの提案としては、1~2ヶ月かけて、500g~1kgの減量を掲げたいと思います。

こうしてゆけば、短期間ではほとんど減量していないかのように思えるかもしれませんが、半年続ければ3~6kgは減量できます。無理のないダイエットはリバウンドの危険性を減らし、継続しやすく、成功する確率の高いものなのです。